ごみの分別って本当に必要なの?

更新:2020年6月2日

慣れると当たり前になりますが、例えば引っ越したときや大掃除のときなど、ふとしたときに「ごみの分別って本当に必要なの?」「面倒だな」と思うことがありますよね。
本記事では、そんな疑問にお答えします。

 

なぜごみの分別をする必要があるの?

ごみは生活していくなかで不必要になったものですが、実は「資源として再利用できるもの」がたくさんあります。
そして正しく分別することで、回収後に資源としてリサイクルルートに乗せることができるようになるのです。

 

リサイクルされるものとは

日常的に排出されるごみの中から分かりやすいものを例に挙げます。

リサイクル前リサイクル後
古紙段ボールや絵本、印刷用紙など
紙パックトイレットペーパー、キッチンペーパーなど
ペットボトルユニフォーム、卵パックなど
ガラスびんびんやアスファルト舗装など
かん自動車や家電、建材、レールなど

ユニフォームやアスファルト舗装などの再利用は意外かもしれませんね。

 

分別しないとどうなるの?

本記事をご覧になっている方はここが一番気になるところだと思います。実際には多くの問題が発生します。インターネット上で検索すると例えば

“プラスチック製品やペットボトルは分別しないほうが焼却効率が上がる”

“分別しても仕分けするときにごちゃ混ぜにしてもやしている”

といった誤解を生む意見を目にすることがあるかもしれません。

ここからは、愛知県豊橋市さんのホームページより一部を抜粋し、誤った認識で分別をしないとどうなるのかを見ていきます。

その1 古紙(紙)やプラマークごみ、ペットボトルは分別せずに燃やしたほうが焼却炉にとって良い

↓↓↓
うそです。
焼却炉は燃やすごみの種類や比率(組成)から燃やすごみのカロリー(エネルギー・熱量)を計算して、効率よくごみを燃やすことができるように設計しています。
なので、古紙やプラマークごみ、ペットボトルを分別することを前提に建設している豊橋市資源化センターで、古紙やプラマークごみ、ペットボトルを分別せずに燃やしてしまうと、焼却炉の温度が上がりすぎてしまい、焼却炉を傷めることになるので、焼却炉にとって良いことは1つもありません。

その2 分別しても資源化センターでごちゃ混ぜにして燃やしている
↓↓↓
そんな事はありません。
分別された古紙や布類は価値のあるものとしてリサイクル業者に売っていますし、プラマークごみやペットボトルも適切なリサイクルルートに乗せてリサイクルしています。
また、こわすごみや危険ごみも選別や破砕など、ひと手間かけて金属やその他の資源としてリサイクルした後に、残りかす(残渣)を燃やしているだけなので、分別されたごみを何もせずにごちゃ混ぜにして燃やすことはありません。

豊橋市ホームページ 協力してほしいから知ってほしい。みんな聞いて!分別のはなし

恐らく 一部の高価な焼却炉では分別方法が異なる話とごちゃ混ぜになっていることが原因だと考えられますが、本当はどうなのか、ということに興味を持つことは非常に大切ですね。

 

ごみの処理にはお金が掛かっています

ここまでごみの資源化、分別しないことによる影響についてお伝えしてきましたが、やはり一住民としては“お金”のことが気になるのではないでしょうか。

本来資源化できるものがごみとして捨てられることで、ごみの処理に多くのお金がかかっています。そしてこのお金は、税金という形で住民一人ひとりの負担になっています。

正しい分別を行うことで、環境負荷軽減につながるだけではなく、住民一人ひとりの負担も軽減されます。
今後も分別ルールは正しく守っていきましょう。