ライフスタイルの見直し!レジ袋有料化!!

更新:2020年7月10日

2020年7月1日に「プラスチック製買物袋有料化制度」が全国で一律に開始されました。
プラスチックは非常に便利な素材ですが、一方で、海洋プラスチック問題、地球温暖化などの課題も存在するため、プラスチックの過剰な使用を抑制する制度です。

そこで今回は制度が開始され、何かと話題となっているレジ袋の有料化についてご紹介いたします。

レジ袋の問題点とは

仙台ごみ減量・リサイクル情報総合サイトによると、レジ袋の問題点として8つ記載されています。

  1. レジ袋は限りある天然資源のムダづかいとなっています。
  2. レジ袋を処理するのにも多額の経費、つまり税金が使われています。
  3. レジ袋は私たちの “使い捨てにする”ライフスタイルの象徴というべき存在になっています。
  4. レジ袋は軽いので飛散しやすく、自然状態では分解しないという特徴があります。散乱ごみとなって環境に悪影響を与えるとともに、野生動物が誤飲して死ぬなどの被害が出ています。
  5. レジ袋は口が結んであると、プラスチック製容器包装としてリサイクルする際に機械で破袋できません。一つ一つ破いて中身を確認しなければならず、分別作業のさまたげになっています。
  6. レジ袋はごみと資源物を混入して捨てられやすく、分別・リサイクルをさまたげる一因となっています。
  7. レジ袋は大きさが手頃で取っ手があり、口が結びやすいことから、ポイ捨てされやすく、ごみ増加の一因となっています。
  8. レジ袋は生ごみを出すときに利用されますが、水切りせずに含水率が極めて高い状態で出されてしまうことがあり、悪臭や腐敗,運搬中の汚水洩れ、更には焼却工場の燃焼効率の低下を招いています。

「みんなですすめよう3R>レジ袋削減>レジ袋の問題点」


対象となる買い物袋とは

経済産業省によると対象と対象外として以下のように記載されています。

有料化の対象となるのは、購入した商品を持ち運ぶために用いる、持ち手のついたプラスチック製買物袋です。
あらゆるプラスチック製買物袋を有料化することにより、過剰な使用を抑制していくことが基本ですが、環境性能が認められ、その旨の表示がある以下3点は対象外です。こうした袋への転換を進めるなど、環境価値に応じた価値付け等を推奨しています。
1.プラスチックのフィルムの厚さが50マイクロメートル以上のもの
繰り返し使用が可能であることから、プラスチック製買物袋の過剰な使用抑制に寄与するためです
2.海洋生分解性プラスチックの配合率が100%のもの
微生物によって海洋で分解されるプラスチック製買物袋は、海洋プラスチックごみ問題対策に寄与するためです
3.バイオマス素材の配合率が25%以上のもの
植物由来がCO2総量を変えない素材であり、地球温暖化対策に寄与するためです

プラスチック製買物袋有料化実施ガイドライン

となっています。
バイオマスはさとうきび、とうもろこしを原料としいるものもあり、研究開発が盛んな分野であるそうです。これからどんな商品が出てくるのか、楽しみですね。

 

有料化のメリットとデメリット

消費者の目線では、レジ袋が有料化したことによりどのようなメリットとデメリットがあるのでしょうか。メリット、デメリットを見ていきましょう。

【メリット】

  • 使い捨てのライフスタイルを変えるきっかけになる
  • 身近な場所でエコに取り組める
  • レジ袋料金に代わる割引やポイント還元を受けられる場合がある(お得に買い物できる)

【デメリット】

  • エコバッグを購入、持参する必要がある
  • 家庭で再利用していた人は別途ビニール袋を購入する必要がある
  • エコバッグを持たない人はレジ袋に料金が発生する

コンビニやスーパーなど身近な店舗での導入により、エコバック持参の意識や風習が根付いていくのでしょうね。

 

マイバックの選び方

店頭にはいろいろなマイバックが並んでます。製品によって使いやすさや機能性はいろいろ。4つのタイプを紹介します。

  1. いつでも持ちたい軽量系の「折りたたみタイプ」
    必要な時だけサッと取り出せて使い終わったら収納できるから、お仕事帰りや出先の急な買い物も安心。

  2. 別持ち不要! メインで使える「トートタイプ」
    カジュアルなメインバッグとしても使えるのが特徴。買い物前に友人と予定を入れても、バッグはこれ1つでOK。

  3. 詰め直しナシ&大容量「レジカゴタイプ」
    大容量タイプのレジカゴタイプ。買い物後に袋に詰め直す必要がないのは画期的。

  4. 冷凍食品や長時間の移動に「保冷タイプ」
    夏場にアイスや冷凍食品を買っても帰り道に焦る必要がないので、長時間の移動も安心。

自分のライフスタイルに合ったお気に入りのエコバックを探してみましょう。


世界のレジ袋の有料化

すでにレジ袋の有料化をした世界の事例をみていきましょう。

  1. イギリス
    イギリスでは2015年にビニール袋の有料化が義務化されていて、ビニール袋を使用する場合、5セント(約7円)徴収されています。
    イギリスの環境省は、2015年の有料化以来86%減少と発表しています。
    ほとんど1回きりで捨てられていたレジ袋が1年目だけでも60億枚も削減され、さらに人々の意識も変わったというのは大成功ですよね。

  2. フランス
    フランスでは、以前からスーパーのレジ袋は有料が一般的だったようですが、2017年より使い捨てのビニール袋の配布が全面的に禁止になっています。
    国としてビニール袋を禁止したのはフランスが初めてでした。
    法律によって無料配布の全面禁止がされてから約2年経ち、代替品としてトウモロコシやジャガイモなどを原料にした“レジ袋”が出回るようになりました。
    最も環境に配慮したものとして注目されています。

  3. ケニア
    ケニアでは、2017年8月28日からビニール袋の使用が法的に禁止になりました。
    ビニール袋の製造、輸入、販売はもちろん、使用した場合も最長で4年の禁固刑、または最高4万ドル(約430万円)の罰金刑となる可能性があるようです。
    ケニアは世界で最も厳しいビニール袋の禁止令が施行されています。

世界でレジ袋の有料化、廃止された国と地域は69か所あるそうです。日本もその一つに加わりました。今後どのような結果が出るのか楽しみですね。

 

ライフスタイルの見直し!レジ袋有料化!!まとめ

レジ袋有料化により、限りある資源の有効活用、悪化する地球環境について改めて考えるきっかけになりました。今までの買い物とは変わりますが、その変化を楽しみつつ、今まで以上に地球にやさしい生活を心掛けようと思います。

お気に入りのエコバックを持って、買い物に行きましょう。